2019年昔とうきびの旅

 まずは燃費のご報告です。

 9月16日から19日にかけて629kmを走行し、過去最高の燃費20.52km/Lを記録した。これはすごい。ここまで伸びた理由はよく分からない。エアコンを使わずにオープンで走ったこと、行き帰りのルートに信号が少なかったことだが、それにしてもすごい。この区間は下道を使って旧産炭地をうろうろしていたが、目的はいずれもとうもろこしだった。

 前の投稿をTwitterに投げたら、例の昔ながらのとうもろこしなら、三笠の道の駅で見かけたと教えてもらった。当然すぐ行ったわけだが、道の駅は平日の午前中だというのに大盛況。野菜の品揃えは豊富だし、総菜や焼き鳥がうまそうだったし、隣には温泉もあるからビールでも飲んで一泊するのに良さそうだった。

 件のとうもろこしは、八百屋が入っている建物の裏でおばちゃんが焼いたものを売っていた。「硬いんだけどいいの?」なんて念を押されたけど、いいえ、おばちゃん、それは私の望むところです。

 細長い、本当に実が八列しか並んでいない、すきっ歯な感じの昔とうきび、札幌八行。はい、正しくこれです。

 大きめの粒はポロポロと外れやすく、歯ごたえがあって、噛みしめると後からじわっと旨味がやってくる。薄く塗られた醤油にもちっとした食感は、いま食べてみると濡れ煎餅に近いと思った。だからその後の俺は、濡れ煎餅が好きになってしまったのか?

 匂いも70年代の札幌大通公園に漂っていたものと同じで、ついジャネット・リンの尻餅を思い出したりするから食の記憶はすごい。ただ、記憶よりこっちの方がおいしい。なんというか、穀物らしい強さがある。つまり、これだけ食って生きていける感じがする。それに大通公園の焼きとうきびは、砂糖醤油でベタベタして食べにくく、口の周りや服の袖を茶色く汚しがちだった。

 もうずっと前から隠れた名物らしい。収穫後2日も経つと硬くなってしまうらしく、扱いは難しいそうだけど、長く栽培して欲しいと思った。例年10月いっぱいまで売っているというから、シーズンオフ前にまた寄ってしまうだろう。

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