隣の由仁もまた青い

 今週は由仁町探検週間。全国的には水道料金の高さと、フォーククルセダーズの曲みたいな「ヤリキレナイ川」で知られているはず。小中高と隣町の千歳に住んではいたとは言え、この町のことを私は何も知らない。

 人口は5000人ちょっと。キャッチフレーズは「都会に近い田舎」。ちょっと軽井沢っぽい。波状丘陵のくねくね道はクルマで走っても楽しいし、小さな町なので組織より人が立たざるを得ないところもいい。インターネット的。

 wikipediaによると鹿内・亀渕フジサンケイ両一族の出身地らしいが、だからと言って新聞をタダで配ったり、ラジコのエリアフリーが解放されたりはしていない。

 観光事務所と化した由仁駅に寄って、ガイドブックをもらう。人口はどうやっても減る一方なのだから、町勢を維持するためには交流人口を増やすしかない。宣伝も気合い入ってる。町の規模と予算でできる大体のことはやっているんじゃないだろうか。

 温泉、お花畑、農家レストラン、古民家カフェ、ギャラリー、果樹園、菓子、アイス、謎キムチ。いくつか「閉店しました」のハンコが押されていて悲しいけど、そういうハンコを準備せざるを得ないのがまた悲しい。アクセスを確認するために全部回ってみたが、閉店はしたけど移転して営業を再開しているお店もあって良かった。

 駅前に東京ホルモンというお店があって、寂れた街にソリッドな存在感を示していた。その昔、東京から移住してきた人を「東京さん」と呼び、その東京さんが始めたホルモン焼きということで、この店名になったらしい。

 この町の住人にとって焼肉と言えばホルモンであり、ホルモン専用に開発された鉄鍋が、各家庭に配備されているという。隠れてジンギスカンを食う者も後を絶たないが、見つけ次第打首獄門に処され、一家離散の憂き目に遭う。

 それは嘘だが、げげっと思うのはカントリーサインのムカデ。戦後から町のレクリエーションとして、むかで競争をやってきたかららしい。だったら競争の絵にすればいいと思うし、歴史を言うならマンモスの化石が出た町なのだから、マンモスでいいんじゃないか。と思ったけど、北海道のあちこちでマンモスは出土しているのだなあ。知らなかった。

 気になるのは国道234号と道道3号の交差点角に、Google Mapに載っていないスバルの販売店があって、小さなショールームの中に初代のアルシオーネが1台だけ置いてある。あれは売り物なのだろうか。

 今日は駅前通り(?)で道路を横断するエゾリスを見た。

 ムカデ以外、何の問題もない。

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