隣の長沼は青い

 昨日は隣町の長沼町に出かけた。うちから車で30分。名物はジンギスカンと夕日、あと温泉。人口は1万ちょっと。基幹産業は農業と畜産業で、そのほかはDHCの工場がある。町のキャッチフレーズは「意外にいいね」。

 昔はナイキミサイルの配備で揉めたりして、なんだか物騒なイメージしかなかったのだが、最近は民家を改造したカフェや雑貨屋、ギャラリーがあって、お隣の由仁町と共に、かわいい感じで攻めているようだ。そもそも真っ平らな田畑の背景に馬追丘陵があるコントラストの強い地形は絵になる。

 由仁町につながる峠道の途中に、展望台のような広いスペースがあって、ネット某所で使えそうなカットがバッチリ撮れたのだが、Google Mapには何の印も名前も付いていない。眼下に牧場や田園が広がり、遠くに樽前山も見えるというビューポイントなのに、そこはバスの転回場だった。

 これも我が方だったら「なんとかの丘」などとそれっぽい名前を付け、誇らしげに観光マップに載せてしまうところだろう。

 月末の土曜には夕やけ市という商店会の縁日がある。日が傾いたら出かけようと思っていたが、気がついたらうっかりワインのボトルを半分空けてしまっていた。私は失意のまま眠る。