TMGE

By in music on 2016/03/01

 最近どんなギタリストが好きなんですか? と訊かれたら「鳥居真道とアベフトシ」と答えたいんだけど、誰もそんなことは訊いてくれないので自分で書くわけです。

 自分の年齢の1/2程度の世代のバンドなら「おおこれは!」と、たまに驚くことも珍しくない昨今ですが、自分と同世代か、それより10%ほど下となると、不感帯です。自分でも驚くほど何も感じません。なのでTMGEが好きだと言ったら、変な顔されるだろうなあと。

 分かりやすい例で言うと、特に職業上の必要が無い同世代の知人で、ブルーハーツが好きだという人を見たことがありません。もちろん私も含めてブルハには何の悪意も持っていない(はず)ですが、そのパフォーマンスは同じ世代にとって情報性が薄かったわけです。

 つまり、リアルタイムな体験や実感として自分の引き出しに入っているところが多々あり、言いたいことは分かり過ぎるほど分かるものの、「えー、それそこで使うの?」みたいな気分になる。

 それを更に例えて言うなら、その昔『限りなく透明に近いブルー』について「当時誰でもやってた事を書いただけじゃん」みたいに言っていた坂本龍一の気分に近いのかも知れません。直截に過ぎて卑怯だと。

 確かにそれはそうだったのでしょう。しかしながら、あれは一回り下の世代(つまりその小説が流行っていた当時の私)に対しては新鮮さを持ち得たわけで、情報が上から下へ流れていくようなことが、時間差についても言える。その差を使ったパフォーマンスは同世代に通じなくても、それは全体に対して部分でしかないから関係ないわけです。

 インターネット以前の時代に、前の時代が10年周期でリバイバルしたりしていたのも、そんな循環が成立していたからだと思っていますが。

 えーと、何の話だっけ。

 続きはまた、仕事が終わって開放感に浸りながらビールをあおっている晴れた午後にでも。

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