Archive for July, 2008

Three Chord Reich – Music For Cycle Training 1

Saturday, July 12th, 2008

 外は暑い。なのでローラートレーニング。それ用にBPM90程度のBGMを作りましょう。ではライヒ調のロケンローはどうでしょうか。という思い付き。ペダルを回さなきゃ心臓には悪くないと思うよ。メイビー。

 
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和田峠制覇のお知らせ

Tuesday, July 8th, 2008

 今月はなんだか時間がなくて疲れる。おかげでここも放ったらかしなのだが、その理由の一つは変な子供にナンパされたことだ。
 
 先週の今頃、いつものようにちんたら多摩川を走っていたら、この界隈でよく見かけるチームジャージを着た子供が「僕と同じ自転車だ!」と声をかけてきた。聞けば実業団登録で走っている中学生らしい。

 覚えたての知識やら、成長中の脚力やら、あれこれ試したくて仕方ないお年頃のようで、やれ肩に力が入っているだの、次の橋まで競争だだの、負けたほうがジュースおごれだの、いろいろ喚き合いつつショートスプリントを繰り返しながら走らされたのだが、年齢の差が3倍もあるという事実に加え、選手とド素人の違いは如何ともしがたい。
 
 羽村取水所のベンチで天を仰いでヒーハー言っていたら、人の良さそうなおじさんが「なんだか元気に走ってたねえ」と話かけてきたので、状況を説明したら受けまくっていた。こんな具合で、なんだか二人でいると人が寄って来るし、微笑ましい目線ばかり送られるのだが、それは張り切りまくっている子供にくたびれたおっさんという、傍目にコントラストの高いオイシイ図柄を成しているからなんだろう。

 だが私に言わせりゃ、もう本気で勘弁していただきたい状況なのだ。

 その挙句「明日は和田峠ね。是政橋に8時集合!」などと少年は言い出すのだ。これを断る理由は3つある。時間がない。相手が子供だ。そして子供だからといってニコニコ近づいてくる者にロクなものはない。妙な宗教の勧誘かもしれないし、中年男が趣味の変態かも知れないし、背中に爆弾がセットされた人間弾道ミサイルかも知れない。

 その他、あらゆる可能性を想定してしかるべき状況なわけだが、ここで話を元に戻すと、和田峠というのは八王子の上恩方町と神奈川県の津久井郡を結ぶ峠道で、関東近郊の自転車人類には知らぬ者のない激坂の名所であり、ここを登ったタイムがステイタスとして通用する。
 
 私も一度だけ挑戦したことがあるけれど、普通のギアと普通の気合ではまったく太刀打ちできず、途中で退散した。だからいつかはリベンジ、とは思っていたのだが、少年よ、なにもそれが明日である必要はないのだよ。
 
 「だってさ、知らない子供について行っちゃいけませんってママが言ってたからさ。キミも知らないおっさんに気安く声をかけるなよ」と背中を向けようとしたものの、気が付いたら一緒に吉祥寺の自転車屋に入り、坂道用のでっかいギアを買っていた。まあ、こういうきっかけでもなければリベンジはいつになるか分からないからな。
 
 それでめでたく和田峠制覇というわけなのだが、まだ痛む足腰と後に追いやられた用件どもどうしてくれよう。そして少年は週末に富士スピードウェイをレースで走っているはずなのだが、その結果やいかに。