Archive for the 'bicycle' Category

たまらん坂

Sunday, May 3rd, 2009

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和田峠制覇のお知らせ

Tuesday, July 8th, 2008

 今月はなんだか時間がなくて疲れる。おかげでここも放ったらかしなのだが、その理由の一つは変な子供にナンパされたことだ。
 
 先週の今頃、いつものようにちんたら多摩川を走っていたら、この界隈でよく見かけるチームジャージを着た子供が「僕と同じ自転車だ!」と声をかけてきた。聞けば実業団登録で走っている中学生らしい。

 覚えたての知識やら、成長中の脚力やら、あれこれ試したくて仕方ないお年頃のようで、やれ肩に力が入っているだの、次の橋まで競争だだの、負けたほうがジュースおごれだの、いろいろ喚き合いつつショートスプリントを繰り返しながら走らされたのだが、年齢の差が3倍もあるという事実に加え、選手とド素人の違いは如何ともしがたい。
 
 羽村取水所のベンチで天を仰いでヒーハー言っていたら、人の良さそうなおじさんが「なんだか元気に走ってたねえ」と話かけてきたので、状況を説明したら受けまくっていた。こんな具合で、なんだか二人でいると人が寄って来るし、微笑ましい目線ばかり送られるのだが、それは張り切りまくっている子供にくたびれたおっさんという、傍目にコントラストの高いオイシイ図柄を成しているからなんだろう。

 だが私に言わせりゃ、もう本気で勘弁していただきたい状況なのだ。

 その挙句「明日は和田峠ね。是政橋に8時集合!」などと少年は言い出すのだ。これを断る理由は3つある。時間がない。相手が子供だ。そして子供だからといってニコニコ近づいてくる者にロクなものはない。妙な宗教の勧誘かもしれないし、中年男が趣味の変態かも知れないし、背中に爆弾がセットされた人間弾道ミサイルかも知れない。

 その他、あらゆる可能性を想定してしかるべき状況なわけだが、ここで話を元に戻すと、和田峠というのは八王子の上恩方町と神奈川県の津久井郡を結ぶ峠道で、関東近郊の自転車人類には知らぬ者のない激坂の名所であり、ここを登ったタイムがステイタスとして通用する。
 
 私も一度だけ挑戦したことがあるけれど、普通のギアと普通の気合ではまったく太刀打ちできず、途中で退散した。だからいつかはリベンジ、とは思っていたのだが、少年よ、なにもそれが明日である必要はないのだよ。
 
 「だってさ、知らない子供について行っちゃいけませんってママが言ってたからさ。キミも知らないおっさんに気安く声をかけるなよ」と背中を向けようとしたものの、気が付いたら一緒に吉祥寺の自転車屋に入り、坂道用のでっかいギアを買っていた。まあ、こういうきっかけでもなければリベンジはいつになるか分からないからな。
 
 それでめでたく和田峠制覇というわけなのだが、まだ痛む足腰と後に追いやられた用件どもどうしてくれよう。そして少年は週末に富士スピードウェイをレースで走っているはずなのだが、その結果やいかに。

たまらん坂

Saturday, February 16th, 2008

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 久しぶりに、いわゆる「多摩蘭坂」に行ってみた。もちろん自転車で。

 あの坂を下って左に折れたあたりのアパートに住んでいた20年前の国立市民としては、猿の惑星のラストで自由の女神を見てしまったテイラー大佐のような、大げさに言うならそんな気分で帰ってきた。世の中、なんでこうなりがちなの、と。

 一部のコンクリート壁を除けば、落書きで有名だった石垣は跡形もなし。住んでいる人には申し訳ないが、国分寺なのに国立の名を平気で冠するタイプの、まるで東京ディズニーランドのような、そこに建てるのもどうかと思う、のっぺりとしたマンションに置き換わっていた。役人とディベロッパーはいつでも近視眼的だ。それは仕方がない。

 でも開発するにしたって石垣くらい残しておけばいいものを。あれは昭和の史跡だぜ。上手くやれば商売上、有利になるかも知れないのに。

 そういうわけなのかどうなのか、実は昔からかも知れないけど、京王バスのバス停は当て字の方の「多摩蘭坂」なんだよな。今日行って初めて気が付いた。

南アリーナ症候群

Wednesday, February 13th, 2008

 さて。あれから3日経ってもコーフンさめやらず。立ち上がるたびに「うおおおっ」「おわわわわ」という声を上げざるを得ないほど、ふくらはぎはまだ痛い。多摩川を走れば治るかなとは思いつつも、今日は風が強いよなぁと躊躇しつつ、この現状をどう打破すべきかを考えつつ書いている。つつつつつつ(繰り返す痛みを表現)。

 オールスタンディングのライブハウスなら、ギュー詰め状態でさえなければいくらでも動く余地はあるものの、武道館はパイプ椅子の間に挟まれた、ごくわずかなスペースしか与えられない。特にアリーナ最後部は関係者席であるため、あまりノリノリの感じの人はいない。というか、お互い肩身の狭い、気まずい思いをしつつ、立ったままじっとしていなければならない。
 
 とはいえ演奏が始まれば、そりゃ直立不動ではいられないわけで、たとえば爪先立って踵で3時間もリズムをとっていると、一極集中的にふくらはぎあたりに来るわけです。でも、あの場に居合わせた関係者は、みんなそうだったんじゃないのか? ホントは騒ぎたかったんじゃないの?

 そこで提案です。関係者席に座ったら、向こう三席両隣くらいは名刺交換をして、気兼ねなく飛んだり跳ねたりした方がいい。かえってひどい筋肉痛になるかもしれないけど、その方が健康的だと思うぞ。